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Column
コラム


「ハステロイX」について
難削材の「ハステロイX」は、極めて優れた高温強度と耐酸化性を併せ持つ、ニッケル - クロム - モリブデン - 鉄合金で、添加物としてコバルトおよびタングステンを含有しています。特に1,200℃までの高温環境でも安定した性能を発揮し、航空機エンジンの燃焼室や排気部品、さらにはガスタービン構造材など、極めて過酷な条件が求められる分野で使用されています。 【ハステロイXのメリット】 ・高温耐性:極めて高温下でも強度を維持できる。 ・耐酸化性:1200°Cまでの温度範囲における優れた耐酸化性• 応力腐食割れに対する耐性が優れている。 • 孔食、隙間腐食、応力腐食割れに対して優れた耐性がある。 • 成形性や溶接性が良好。 【ハステロイXの具体的な使用例】 ・航空機:ガスタービンの構成部品(燃焼室、ハニカム材、ハウジングなど)、排気構成部品など高温環境 ・化学プラント:工業用炉の部品、支持ローラー、グリッド、ワイヤベルトおよび輻射管、石油化学炉のピグテール管 ・原子力発電所: 高温ガス冷却型原子炉 *****************************
2025年11月7日読了時間: 2分


「ハステロイC-22」について
難削材の「ハステロイC-22」はニッケルを主成分にした合金で 還元性や酸化性の腐食環境に対して極めて優れた 耐蝕性 を持ち、還元・酸化が繰り返され、強度も求められる用途環境で使用されます。ガスを扱う腐食の激しい環境下である 半導体向け成膜装置部分や、洗浄性や耐腐食性を求められる製薬・食品加工、 化学プラント用の反応器や熱交換機など、海水配管や海洋プラントの海洋・海水設備などが挙げられます。 耐蝕性の最上級ニッケル合金 である「ハステロイC-22」は 武蔵技研の中でも最も加工量の多い難削材の一つです。 ********************************************************************************************************************* 【「難削材の匠」 / 武蔵技研株式会社について】 武蔵技研 は難削材の中で ハステロイ の切削加工に特化しており、 加工品の9割以上がハステロイ です。 旋盤、マシニングにおけるハステロイの 薄物加工 が多く、 ハステ
2025年7月31日読了時間: 1分


ハステロイとインコネル加工どちらが難しいか?
個人的にインコネル718 が難削材の王様だと思っている。ステライト加工並みに刃持ちが悪く、精度出しが難しい上、摩耗量はハステロイの比ではないため、インコネル718であれば、インコネルの方がハステロイよりも難しい。 ただし、ハステロイも難しく、一番歪みやすいのはハステロイX。削りにくさで大変なのは、ハステロイC22→276→B→Xの順だと思っている。精度出しが難しいという点で見るとハステロイXが一番難しい。これらの中でもハステロイC22は粘り気が強く、歪みやすいのでこちらも難しい。 ********************************************************************************************************************* 【「難削材の匠」 / 武蔵技研株式会社について】 武蔵技研 は難削材の中で ハステロイ の切削加工に特化しており、 加工品の9割以上がハステロイ です。 旋盤、マシニングにおけるハステロイの 薄物加工 が多く、 ハステロイの重切削と精密加
2024年8月29日読了時間: 1分


ハステロイとインコネルの使用用途の違いとは?
ハステロイとインコネルの2つの難削材は優れた耐食性・耐熱性を持っているという点で共通していますが、代表的な使用用途がそれぞれで異なっています。 ハステロイは工業材料の中でも最高水準である耐食性を持ち、一般的なステンレスで度々問題になる、表面の穴から腐食が進行する「孔食」や、溶接部などの隙間から腐食が進行する「隙間腐食」に対しても強い耐性を持っている為、ガスを扱う腐食の激しい環境下、 特に半導体向け成膜装置部分 や、化学プラント用の反応器や熱交換機などに使用される事が多いです。 インコネルは高温環境下での耐熱性に優れている為、原子力産業、スペースシャトル、航空機のジェットエンジン、F1のタービンなどのエンジン部品やマフラー、高級自動車のマフラーなど多くで使用されています。 ********************************************************************************************************************* 【「難削材の匠」 / 武蔵技研株式会社につい
2023年9月14日読了時間: 2分


難削材の薄物加工の難しさとは?
薄物加工とは文字の通り、厚みを薄く加工したり、厚みの薄い材料を加工する旋盤加工やマシニング加工になります。 難削材は①加工硬化性が大きい。②刃具との親和性が高い。③靱性が非常に高い。④熱伝導率が小さい。などの特性上、削りにくく、通常よりも著しく歪みが発生しやすく、精度維持も難しくなる為、難削材を薄物加工していくには、より高度な加工技術が求められていきます。 武蔵技研では難削材であるハステロイの全体加工量が8割を占めており、その日々のノウハウから薄物加工の経験も豊富で得意としております。 Φ300×t5程度やΦ400×t8程度のものをよく手がけています。 Φ100×t0.9などの過去実績もあり、その他リング形状の薄肉加工なども多いです。 ********************************************************************************************************************* 【「難削材の匠」 / 武蔵技研株式会社について】 武蔵技研 は難削材の中で ハス
2023年7月21日読了時間: 1分


ハステロイの加工の難しさとは?
「難削材の匠」から見たハステロイの加工の難しさとは?
2023年5月22日読了時間: 2分
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